12月
今年の新入社員のカメラマンデビューが出揃った。
デビューの日の緊張した彼らの様子をお届けしよう!
*****
4月に入社してビデオカメラマンとしてデビューするまで皆ひたすら研修を積んできた。
土日はサブカメラマンとして実践で現場に入り、平日は育成担当から指導を受け、自主練も行い、知識を習得してきた。
デビュー出来るかどうかの最後のハードルはトラブルシューティングだ。様々な機材を取り扱う我々には、機材トラブルが付きもの。
現場で起こる機材トラブルを一人で回避できるスキルを習得できなければ、デビューは出来ない。(座学で学んでいても現場で冷静に対処できなければパニックになってしまう)
記録カメラマンは映像も音声も一人で操作ができ、現場でトラブルを解決し、撮りこぼし無くすべてを収録をしてこなければいけない。
ブライダルカメラマンは単なる「撮影オペレーター」では一人前とは言えないのだ!
そのテストを合格し晴れてデビューした彼らは、皆一様に緊張すると言いながら現場では最高の笑顔でパフォーマンスを発揮していた。 …readmore
12月
良い映像を撮るには気合いだけでは無理がある。
演出や技術力は勿論のこと、
そのシーンそのショットに最適なカメラ、レンズ、照明、特機が必要になる。
今回のロケで使用するメインカメラはソニーから発売されたアルファシリーズの最新機種α7RⅢだ。
性能テストを兼ねてソニープロフェッショナルさんから特別にお貸し頂いた。
この新型カメラはムーブが使用しているアルファ7SⅡと比較して更に高解像度が確保できる為、編集時のカラーグレーディング(色彩調整)にも有効だ。
今回のロケの目玉はスーパースロー!
スーパースローでは本来人間の目では感じない質感のある映像を如何にCMのように美しく表現できるか?これにチャレンジした。
モデルのロングベールをフワッとなびくように何度も撮影を重ねる。

11月
一ヵ月ほど前に注文してあったスーツが仕上がってきた。
自分なりにこだわりを詰め込んだ現時点での究極のオーダースーツとなった。

私のような還暦世代は若い頃(1960年代)を振りかえるとファッションの流行はアイビー、ブランドはVAN、ファッション雑誌はメンズクラブと、中学高校の頃は憧れたものだ。
その後アメカジやサーファー、バブルの頃にはDCブランドのファッションとその時代は皆流行を追って同じ格好をしていた。
高級ブランドの時代は過ぎ、ファストファッションをはじめファッションの多様化が今は定着した。
バンド風にスリムな革ジャンでキメても、ダボッとしたストリートダンサー風にキメても、無印風にシンプルにキメても、それぞれが自分好みのファッションでいれば周りの人も変な目で見る事もない。
今はいろんなファッションがあり、いろんな店があり、沢山の品ぞろえがある。
しかし、スーツとなると何故かどこに行っても似たようなものしか無いように感じる。どれをとってもそこそこにスマートな形をしているので無難ではあるのだが…。
10月
しばらく前にこんなことがあった。
自宅のエアコンの吹き出し口のルーバーを左右に調整しようと触っていたら「バチン」といって指を挟んで怪我をしてしまった。
「イタッ!」

人差し指が内出血し、紫色になっている。
危険なほど指を入れている訳ではないのにこんなに簡単に怪我をしてしまうような造りはそもそもいかがなものかと腹立たしくも思った。
ファンの羽根が折れ、エアコンがバタバタと音をたて振動している。
いずれにしても修理をしないといけないのでメーカーのカスタマーセンターに電話をした。
10月
「気付き」を得る研修に3日間参加した。
その翌日に心がおおらかになっている自分に気づいた。
駅に向かう途中パチンコの開店に並んでいる人がいた。
「何か楽しそうにしているな、常連さんかな?」
今までなら、休日をパチンコで過ごすなんてなんてつまらない時間の過ごし方をしている人達なんだ!と心の中で批判していた。
電車に乗るとおそろいのシャツを着た高校生くらいの女の子がいた。
「兄弟かな?同級生かな?なんてかわいらしい。
普段はそんなことも感じもしないのに。なんでだろう。」
それは今までの自分の経験で蓄積した固定観念という色眼鏡を通して見ているからなのだ。
物事を素直に見ることが出来ない、すぐケチをつける、人のせいにする。
今まで自分はそんなメガネを付けていたように思う。 …readmore
10月
豪華客船「飛鳥Ⅱ」が入港する。神戸の港にはこの船が良く似合う。

クライアント様からのご依頼で、神戸にやってきた。
ブランディングプロモーションの撮影を2日間かけて行う。
オートクチュールウエディングを表現するために最新の特機を用意した。 …readmore
