11
3月
Posted by move_staff

 

 

3月1日は採用活動が解禁され、我が社にも沢山の学生さんからエントリーをいただいた。

毎年の事ではあるが、

説明会では学生さん達が背筋を伸ばして真剣に話を聞く姿がとても初々しく爽やかだ。

 

 

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会社案内や仕事の内容を具体的に話さなければならないが、

もう一つ大事な事をいつも学生さん達に伝えるようにしている。

 

「 好きな事、得意な事を職業にして仕事を通して人生を楽しみませんか?」

 

これが私からのメッセージだ。

 

 

 

 

 

「 幸せな働き方 」とはなんだ?

 

最近ある本で読んだのだが、

実は日本は世界幸福度ランキングで経済大国にも関わらず

54位という情けない順位なのだ。

幸福度が低い日本のその原因は「 仕事 」にあるとも言われている。

 

だから国が推し進める「 働き方改革 」と「 ワークライフバランス 」はとても重要なことだと思う。

 

 

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北欧デンマークは最もワークライフバランスが進んでいる国と言われている。

夫婦で共働きをし、4時に退社して家族で夕食を食べ

子供の教育や自己啓発にも有意義な時間を使う。

 

これは社会構造がワークライフバランスを最優先に組み立てられているからだ。

 

 

たとえば小売店は夕方に閉まり、休日営業もしない。

消費者も過剰なサービスを求めない。

多くの職種の人がワークライフバランスを維持できるような社会背景になっているからだそうだ。

 

今の日本のように

消費者が高いサービスを求めた状態のまま、

表面的に労働時間だけを減らそうとしてもそれは無理な話。

 

企業間の取引においても

発注する側と仕事をいただく側が必ずあり、

つまり売り手と買い手( お客様 )の立場で本音で理解し合わなければ

客としての主張が強すぎてバランスが取れない状態になるであろう。

 

自分達は残業できないから下請け企業に残業させるという事ではこの話は成り立たない。

 

 

企業間でも個人間でも

お互いにそこで働く人のオフの時間を尊重し、

仕事以外での居場所を持つことが幸福度を高めことになる。

 

 

そして「 お客様は神様です 」と「 おもてなし 」は違うと思う。

 

些細な話だが、

コンビニやスーパーで買い物をした時は必ず「 ありがとう 」と言うようにしている。

お店で食事をした時は必ず「 ごちそうさま 」と言ってお金を支払う。

そうすればお互いもっと笑顔になれるはず。

この関係性がもっと必要じゃないだろうか?

 

 

 

 

 

先日ニュースで

認知症の方が働くレストラン「 注文を間違える料理店 」が紹介されていた。

 

注文したものと違ったものが運ばれてきても

「 まあいいよ 」のおおらかな気持ちでお客は受け入れる。

「 ハンバーグが餃子になって出てきても美味しければまあいいじゃん 」

そんな寛容な社会になれば

「 働き方改革 」と「 ワークライフバランス 」が実現に近づくのではないだろうか?

 

 

 

ムーブもここ数年、職場環境の改善や残業時間削減に取り組んできた。

 

お客様ファーストは勿論ではあるが、

幸い我が社のお得意先は優良企業が多いので

時代の流れに合わせて社会通念上のご理解もいただけるようになった。

おかげでフレックスタイムも導入し、働く社員も自分の時間をだいぶ持てるようになったと思う。

 

 

この時間を有意義に使い自己啓発や自分磨きをして

お得意先にも今まで以上の価値を還元したい。

 

そして「 幸せな働き方 」に近づき、仕事を通して人生を楽しもう!

 

 

 

 

 

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