25
12月
Posted by user_move

初めまして!開発部クリエイティブディレクション課の田中です。

秋が来たと思ったらもう冬ですね。

こたつから出たくない日々が続いておりますが、

寒さに負けず新年を迎えるために頑張っていきましょう!!

 

さて、先日坂野さんからも紹介があった

開発部ワークショップ、ドラマ班も無事に完成しました。

私は編集部として参加しました。

編集…それはカットとカットを繋いでストーリーを作っていく、

映像制作において重要な作業です。

 

そんな編集部の肝となる作業は…カラーグレーディング!!

 

 

カラーグレーディングとは、簡単に言うと

映像の雰囲気を決める為の色調整作業のことです。

例えば、楽しいシーンなら明るいオレンジ掛かったような色に、

怖いシーンなら青く冷たいような色にすることで、

視聴者が感じる雰囲気を変えることができます。

 

シーン毎の色味を統一させ違和感を無くしたり、

視聴者に伝えたい雰囲気作りをするために…

妥協はできません。

 

 

すぐにこれだ!!という感じになれば良いですが、簡単にはいきません。

光の魔術師・谷口部長からアドバイスを貰いながら

ベストな色味を模索していきます。

 

大体のグレーディングが終わったところで、ある問題が。

 

雨が…見えない!?

劇中に雨が降っているシーンがあるのです。

しかし、カラーグレーディングをしたことで

雨が降っているのかわかりづらくなってしまいました。

まさかの再撮影か!?

でも時間がない!

一体どうすれば…。

 

僕は、ひらめいてこう言いました。

「CGで雨を降らせましょう!!!!」

うまくできるか不安でしたが、とにかくやってみないとわからない!

違和感が出ないよう、試行錯誤しました。

003-1

時間はかかりましたがなんとか…完成!!

そして、完成披露試写会。

001

 

プレビューが終わり、

CGの雨について聞かれるかな、とドキドキしていましたが…

なんと、ドキュメンタリー班の人はCGに気づきませんでした!

 

たった数十秒のカットでしたが、CGの雨をリアルに見せることができたようです。

 

 

ドラマ「青い」。ぜひご覧ください。

 

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