15
12月
Posted by user_move

昨日、開発部のワークショップが本社研修センターで行われた。

ワークショップといっても、技術向上の実践的勉強会だ。

入社7年目のベテラン社員、西尾さんが講師を務める。

彼女自身も、今年結婚式を挙げていることもあり、

花嫁の気持ちを良く理解できるので、適任であろう。

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今回は「女性目線でのエンドロールの表現の仕方」が切り口の企画のようだ。

女性の気持ちを汲んだエンドロールとは?

そして、女性が思う「素敵・綺麗・これが映ってたら嬉しい!」

というカットの紹介などなど。

 

ここ最近、自分が撮影したシネマエンドロールの中で、

見てもらいたいシーンを提出し、全員が見て、意見をする。

 

ムーブ社員の構成比が男女半々なので、

このような比較検討をするのは良いアイディアだと思う。

 

ここで面白い企画が始まった。

男性社員が撮った素材をみて、女性社員がGoodかNGか評価をするというものだ。

Goodだったらハートマークの札が上がる。

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いいと思っていたカットに反応がなかったり、

逆に思わぬカットが評価を得たり、何とも刺激的だ。

 

しかしこのやり取りを見ていると、女性と男性の感じ方が、

相当に違いがあることに驚く。

 

女性はドレスの素材やシルエット、

アクセサリーなどの流行のパーツなどをよく知っているので、

そこを押さえた構図を作ることに長けている。

 

新婦の表情をアップで撮る場合も、

「顔の角度や光の当たり方、ドレスやベール、

アクセサリーの見せ方で、いかに美しく見せられるか?

自分だったら「撮られたくない」と思うカットになっていないか?」と気遣いながら、

絶対に美しく撮らなければならない。

誰しもが多かれ少なかれコンプレックスは持っている。

どれだけの配慮が持てるか?

女性目線のきめ細かさはこういったところに活かされている。

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男性はドレスやアクセサリーにあこがれや興味がそもそも無い為、

その全体的なシルエットや構図での美しさは判断できるが、

今流行のドレスなのか、特別なアクセサリーをコーディネートしているのか、

どうしてもそこは感度が弱いところであろう。

さすがと思うが、西尾さんは花嫁のヘッドパーツを見て

「これは衣装屋さんには置いてないものだから、きっと自分で用意したものだろう」

などということまで分かるらしい。

それを映像でどう綺麗に表現しようかというカメラワークが撮れる為、

お客様からの満足度も必然的にワンランク上になるのであろう。

さすがは結婚式の経験者!

 

靴などのアイテムも、普段は必須カットではないが

人気ブランドを熟知していると

メイク室でさりげなく撮った靴のワンカットが満足度に繋がる。

 

まとめとして、講師を務めた西尾さんが、ムーブカメラマンの為に

「花嫁たちのこだわりのアイテム大図鑑」を作ってくれた。

しかもマニュアルっぽくなく、手に取りたくなるようにかわいくデザインされている。

これも女性目線だね。西尾さん有難う。

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エンドロールカメラマンは、プランナーさんから

お褒めの言葉をいただくことがあるが、それは単に映像美の事だけでなく、

このような「花嫁のこだわりや想い」を、言われなくても、現場の情報からしっかりと読み取り、

作品に反映することで、喜んでいただけているのだと思う。

 

「あ、やっぱり映像に組み込んでくれている。しかもこんなステキなシーンになって」と

感激させるのがプロフェッショナルなのだろう。

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